プランターや鉢に花や野菜を植える時に、鉢底にネットを敷いて、鉢底石を敷き詰めると思います。
また、プランターや鉢に、花や観葉植物を植えた時、表土の上に化粧石を敷き詰めると見栄えが良くなります。
実は、鉢底石の代用として、また化粧石として竹炭を敷き詰めると、様々な役割を果たすことが今注目されています!
目次
鉢底石は必要?
鉢底石を敷き詰める理由は、水はけを良くし、根腐れを抑制します。
植物が生育するのに、ある程度の透排水性は非常に重要になって来ます。
鉢底石が無いと水はけが悪くなり、必ず根腐れを起こしてしまうのか?...
と言うと、そうとは限りません。
しかしながら、植物が根腐れを起こす可能性は、はるかに鉢底石を入れた方が低いでしょう。
ですので、鉢底石は敷いた方が良いと言えます。
鉢底石の量はどれくらい?
鉢底石のプランターや鉢に入れる量はどれくらいが適量なのでしょうか?
通常は、浅めのプランターや鉢で、土全体の量の1/5~1/4、深めのプランターや鉢で1/4~1/3程度が適量です。
鉢底石の代用に竹炭
鉢底石の代用として、竹炭を敷き詰めると、植物の生育に良いことが言われております。
竹炭が微生物を増殖する
園芸で、土壌に竹炭を鋤き込むと、作物の生育に有用な微生物達を増殖させ、有害菌を抑制させてくれる働きをします。
それと同じで、プランターや鉢の底に竹炭を敷くと、竹炭が植物の生育に有用な微生物達を増殖させ、有害菌を抑制するのに役立ちます。
これは、竹炭の多孔質構造が微生物達の住処として最適だからです。
竹炭のミネラルが溶け出す
竹炭には、植物の成長を手助けするカリウム、珪素、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれております。
このミネラルが、プランターや鉢の土壌に溶け込み、植物の生育を手助けしてくれます。
竹炭が鉢底から侵入する害虫を防ぐ
鉢底から入る害虫は鉢底ネットで防ぐことが出来ますが、竹炭自体にも害虫を寄せ付けない性質があります。
鉢底ネットと竹炭との併用で、さらに強化されます。
では、鉢底ネットは要らないんじゃ?と、お思いかもしれませんが、鉢底ネットは土の流出を防ぐ役割もありますので必要です!
化粧石としても竹炭
化粧石の代わりとしても竹炭を敷き詰めると、効果的です。
鉢底に竹炭を敷き詰めた時と同じで、土壌の有用微生物達の増殖、ミネラル溶出、害虫抑制の働きをします。
ほかにも...
竹炭の消臭、調湿、空気清浄効果
これは、プランターや鉢に植えた花や観葉植物を屋内に置く場合ですが、竹炭がお部屋を消臭したり、湿度を調整したり、空気の汚れを吸着してくれるのに役立ちます。
竹炭のマイナスイオン放出効果
竹炭は、水の分子を吸着し、マイナスイオンを放出すると言われております。
マイナスイオンと言うと、森林浴をイメージしますが、それと一緒で、私達にリラックス効果を与えてくれます。
鉢底石、化粧石に適した竹炭
竹炭は、炭化温度によりその性質が変わって来ます。
鉢底石や化粧石の代用として使用する竹炭は、炭化温度400℃程度の竹炭が良いでしょう。
炭化温度が高い竹炭は硬くなりますので、ミネラルが溶け出しにくくなります。
南九州産の炭化温度400℃の竹炭
南九州の孟宗竹を原料にした炭化温度400℃程度の竹炭は、その道30年の竹の匠が本格的な土窯で焼き上げた竹炭です。
鉢底石や化粧石の代用として、丁度良い竹炭です。
竹炭一つ一つの大きさは2cm~5cm以下に砕いております。
嬉しいことに、屋内の観葉植物に敷き詰めて使用されている方から、コバエがいなくなったとの声もお聞きしました!
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まとめ
このように、花や野菜、観葉植物を育てるのに、竹炭を使用すると様々な働きをすることが、現在注目されています。
他にも竹炭は私達の生活の場で、様々な役割を果たしてくれます。
竹炭の効果【生活での活用編】のブログはこちら>>>竹炭
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