竹炭の効果と使い方について二編に分けて紹介しています。
【生活での活用編】【農業での活用編】の二編です。
今回の、竹炭の効果と使い方【農業での活用編】では、
①園芸・家庭菜園での活用
②ガーデニング(鉢・プランター・花壇)での活用
③畜産(牛・豚・鶏など)飼料での活用
④生ゴミコンポスト、生ゴミ消臭での活用
と言うことで、ご紹介して行きます。
①園芸・家庭菜園での活用
1.土壌改良効果
竹炭の多孔質構造は土壌に生息する微生物の住処として機能し、有用微生物を増殖する働きがあります。
有用微生物が土壌の有機物を分解し、作物に必要な養分(ビタミン類、アミノ酸など)を生産する役目をします。
また、土壌の団粒構造を促進し、保水性や保肥性、通気性、透排水性を良くします。
その結果、野菜や植物の生育が良くなります。
2.水素イオン吸着効果
土壌中の水素イオンは硫化水素やアンモニアなどの有害物質に変わっていきます。
竹炭には水素イオンが有害物質に変わる前に吸着する効果があります。
また、すでに土壌にある有害物質を吸着し、水や糖などの有用物質に変える効果もあります。
その結果、病気に負けない健康な野菜や植物が育ち、糖度アップも見込めます。
3.灰ミネラル(珪素、カリウムなど)溶出効果
竹炭に含まれる灰ミネラルの中で特に珪素、カリウムは木炭の3倍以上と言われております。
これらは水に溶けやすく、植物が吸収しやすい形に変わります。
その結果、野菜や植物の根茎葉の丈夫な野菜に育ちます。
4.酸性土壌中和効果(アルカリ還元効果)
竹炭は弱アルカリ性~アルカリ性で、酸性雨がもたらす酸性土壌を中和する働きがあります。
土壌のPH(酸度)調整にも役立ちます。
5.連作障害抑制効果
連作障害の原因の一つである有用微生物の減少があげられます。
有用微生物を増殖する働きがある竹炭は連作障害の抑制に有効であると言えます。
6.減農薬効果
こうした竹炭による植物への働きは、植物の健康を維持し、植物の耐病性をアップさせます。
それは減農薬にもつながります。
7.累積型土壌改良効果
竹炭は土壌に一度施用して終わりではなく、少しづつ土壌に累積していくことが大切です。
少しずつ土壌に累積していくことで、保水性や保肥性、透排水性が良くなって行き、病害虫などにも強い土壌に改良されて行きます。
【使用方法】
園芸・家庭菜園用で使用する竹炭は、炭化温度400℃程度で大きさは1cm以下に砕いた物が適しています。
土壌改良資材ですので、堆肥と肥料などは別途に、適宜与える必要があります。
合わせて、1500倍に水希釈した竹酢液を月に2~3回ほど散布すると、土壌改良にはより効果的です。
◎田んぼ・畑
土壌に1a当たり5kg~10kgの竹炭を撒いて、鋤き込んで土とよく混ぜ合わせます。
◎鉢・プランター
土の量の3%程度を目安に、土、堆肥、肥料とよく混ぜ合わせます。
②ガーデニング(鉢・プランター・花壇)での活用
1.鉢・プランターでの透水効果
竹炭を鉢・プランターに鉢底石の代わりに敷き詰めると水はけを良くし、根腐れを抑制します。また、竹炭の多孔質構造が有用微生物の増殖に働きます。また、鉢底から虫が入りにくくなります。
2.ミネラル補給効果
竹炭を、鉢・プランターの鉢底石としてだけでなく、鉢・プランター・花壇などの化粧石代わりとして使用すると、灰ミネラル分(珪素、カリウムなど)が土壌に溶け出し、花や観葉植物などのミネラル補給にも役立ちます。
3.屋内脱臭・調湿・マイナスイオン放出効果
屋内の鉢・プランターに植えた花や観葉植物に化粧石代わりとして使用すると、化粧石としての飾りだけでなく、脱臭や調湿にも働くと同時にマイナスイオンを放出し、リラックス効果や疲労回復効果も期待できます。
【使用方法】
ガーデニング用で使用する竹炭は、炭化温度400℃程度で1cm~5cmほどの大きさの物が適しています。
◎鉢底石代わりに使用
鉢底ネットの上に、鉢・プランターの深さの2割~3割程度敷き詰めます。
あるいは、竹炭を網目のネットに入れて鉢の底に置きます。
◎化粧石代わりに使用
花や観葉植物などを植えた鉢・プランター・花壇の表土が隠れるくらいに竹炭を敷き詰めます。
③畜産飼料での活用
1.家畜健康維持効果
竹炭の多孔質が家畜の腸内の有害物質を吸着し、ガス腹や下痢などの体調不良を抑制し、家畜の健康を維持します。
また、腸内環境を改善することで食欲を増進します。
竹炭を飼料に与えている畜産農家の方々は継続して使用する傾向があり、病気になりにくく、余計な脂肪分が少なくなり、肉質もアップして有効だと言う話も聞きます。
2.排泄物脱臭効果
竹炭の多孔質が排泄物の悪臭(アンモニアなど)を腸内で吸着します。
さらに、竹炭の灰ミネラルには珪素が含まれ、珪素は酸素と結びつき珪酸となります。
この珪酸が物質の消臭や酸化防止に働くと言われております。
【使用方法】
畜産飼料用で使用する竹炭は、炭化温度400℃程度で軟らかく、大きさは3mm以下の粒状にしたものが適しています。
継続して使用しなければ良い結果は期待出来ません。また、与えすぎも良い結果は生みません。
適量で、継続することが大切です。
◎常用飼料として
1日の飼料給与量の0.5%添加します。
◎下痢時に使用
飼料に市販の洗剤用カップ1杯分50g程度を飼料に混ぜ与えます。
④生ゴミコンポストでの活用
1.生ゴミの発酵促進・減量・脱臭効果
生ゴミに竹炭を混ぜ合わせると有用微生物が増殖し、有機物分解を早め、発酵を促進する効果があります。
また、竹炭の消臭効果が働き、生ゴミの臭いを抑制し、余分な水分を吸い取ってくれて生ゴミの減量にも役立ちます。
【使用方法】
竹炭は園芸用と同じく1cm以下に砕いた物を使用します。
◎生ゴミコンポストでの使用
生ゴミ1kgに対して竹炭を300g混ぜ合わせます。
温度を20℃程度に保温し、約1カ月で堆肥化します。
【まとめ】
①~④までの内容を表にまとめました。
用途 | 使用量 | 使い方 | 効果 |
田んぼ、畑(土壌改良) | 1a当たり5~10kg | 鋤き込んで土と混ぜ合わせる | 土壌改良 |
鉢、プランター(土壌改良) | 土の量の3%程度 | 土、堆肥、肥料と混ぜ合わせる | 土壌改良 |
鉢・プランター(鉢底石) | 深さの2~3割程度 | 鉢底に敷き詰める、鉢底に網目のネットに入れて置く | 透水、根腐れ抑制 |
鉢・プランター・花壇(化粧石) | 表土が隠れるくらい | 表土に敷き詰める | 屋外:灰ミネラル溶出、屋内:脱臭、調湿、マイナスイオン放出 |
畜産飼料 | 1日の飼料給与量の0.5% | 飼料に添加する(継続) | 家畜の健康維持、食欲増進、排泄物脱臭 |
畜産(下痢時) | 洗剤用カップ1杯分(50g程度) | 飼料に添加する(下痢時のみ) | 下痢止め |
生ゴミコンポスト | 生ゴミ1kgに対して300g | 生ゴミに混ぜ合わせる | 生ゴミ発酵促進、減量、脱臭 |
竹炭を土壌改良用と畜産飼料用として活用し、良い結果を生むには、適度な竹炭の粒の大きさと、適度な量での使用を継続することが大切です。
竹炭の効果と使い方【農業での活用編】は以上です。
竹炭の効果と使い方【生活での活用編】では、竹炭が私達の生活の中で、脱臭や調湿、飲料水や炊飯、野菜の鮮度保持や食用などに活用出来ることを紹介しています。
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