竹炭と木炭の違いとは?

竹炭と木炭って何が違うの?と言った疑問があると思います。

素材が竹なのか木なのかの違いもありますが、同じ炭でありながら、両者の性質には違いが有ります。

また、その異なる性質から利用法もまた違って来ます

燃える炭1

例えば木炭と言えば、世間の認識ではバーベキューなどの燃料用で燃やして使用するイメージがありますが、竹炭をバーベキューの燃料用にはあまり使用しません。

それは、竹炭に木炭よりも多く含まれている珪酸やカリウムがガラス化して硬度を増すことから、燃料用としては着火しにくかったり着いた火が長持ちしないからです。

竹炭はどちらかと言えば部屋に置いて脱臭用だとか調湿用、あとは水質浄化の濾過資材などのイメージが強いと思います。

木炭が脱臭用や調湿用あるいは水質浄化用として使用出来ないかと言うと使用出来ます。

しかし、こう言った活用法ではどちらかと言うと竹炭の方が向いております。

竹炭は細孔半径が木炭よりも小さく、密である為、比表面積(1gあたりの表面積)の広さは木炭の2~3倍と言われています。

つまり、水素やアンモニアなどの物質の吸着力が木炭よりも優れているのです。

置き炭1

そして、竹炭の方が木炭よりもタール分が少ないこともあります。

木炭=燃やして使用(燃料用)

竹炭=設置して使用(置き炭用)

と言ったところでしょうか。

竹炭も木炭もそれぞれの性質や長所を利用した利用法で活用されております。

 

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2016年2月26日 9:36 AM

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