家庭菜園の土作り、土壌改良のコツは竹炭を土壌に混ぜ合わせると良いです。
目次
竹炭とは?
【木炭】は燃料として使用されますので良く聞きますけど、【竹炭】はあまり聞きなれない言葉だと思います。
その名の通り【木炭】は木を原料として炭化させ、【竹炭】は竹を原料として炭化させます。
用途としましては、【木炭】は主に燃料用として、【竹炭】は置き炭として消臭、湿気取りなどで使用されます。
その【竹炭】が家庭菜園や園芸に非常に役立つのです。
家庭菜園の土作り、土壌改良
家庭菜園をする上で基盤となる土を、作物が成長しやすい環境を作るのが微生物達の働きです。
竹炭には、微生物の中でも作物に有用な微生物達を増殖する働きがあります。
その理由として、竹炭には、私達の目には見えない無数の孔が開いていて(多孔質)、その比表面積は木炭の数倍とも言われており、この多孔質が微生物たちの住処として非常に役立ちます。
竹炭が、微生物達の住みやすい環境を作り、作物の成長を助ける有用な微生物達を増殖してくれます。
竹炭を土壌に鋤き込むことで、土壌の微生物性が改善され、土壌改良の効果があるのです。
竹炭は土壌にミネラルを溶出する
竹炭は、カリウムや珪素などのミネラルを多く含み、土壌に鋤き込むことで、豊富なミネラルが溶け出し、作物の成長を補助します。
炭化温度400℃程度の竹炭の粉
家庭菜園の土作りに良い竹炭は、硬すぎない竹炭です。
炭化温度500℃を超える竹炭は、土壌改良には向いていません。
硬すぎると、ミネラルが溶け出しにくくなるためです。
ミネラルが溶け出しやすい、炭化温度400℃程度で粉状に近い竹炭が良いと言えます。
竹炭は酸性土壌を中和する
竹炭自体はバラつきはありますが、中性~アルカリ性を示します。
酸性土壌を中和するのにも丁度良いと言えます。
竹炭は水はけを良くする
土と竹炭を混ぜ合わせるため、空隙が生まれ、透排水性を良くする働きがあります。
さらに、ミミズの増殖を促すとも言われ、土壌の団粒化を促進します。
竹炭は蓄積されていく
竹炭は、何度も土壌に鋤き込むことで蓄積されて行きます。
蓄積する度に、有用微生物達が増殖し、有害菌の抑制にも役立ちます。
蓄積して行くと、作物が生育するのに良い環境になり、強い土壌に変わって行きます。
竹炭は連作にも有効
連作障害の原因の一つに有用微生物群の減少が挙げられます。
竹炭が有用微生物を増殖させることは、連作障害対策にも役立つとも言えます。
竹炭を鋤き込む量は?
竹炭を土壌に鋤き込む量は、1アール当たりに5kg~10kgと言われております。
1アール当たりに20kg~30kg鋤き込んでいる方もおられます。
コツコツと何度も竹炭を鋤き込んで蓄積させて行くことが、一番重要です。
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